晋宜斋
時間が空間に宿る場所
紙を媒介に、空間を道場として、時を遡る旅
「斋」とは何か
斋とは、時間が宿る場所。
万年の文明が、ここに安んじる。
限られた命が、ここで延びる。
私たちは過去を受け取り、未来へと手渡す。
時間の折り畳み
一枚の書画は空間に墨で刻まれた存在でありながら、時間の流れには抗えない。紙は脆くなり、絹は色褪せ、時間は取り返しのつかない傷を残す。
しかし「晋宜斋」では、時間は緩やかにされ、折り畳まれ、再構成される。
— 消えゆくものを、消えないままに
対語
百年一紙 · 一紙千年
形は消えども · 紙墨は残る
私たちは「斋」を道場とし、技を磨き、道を究め、心を守る。
凝固した芸術の瞬間を、無限に延ばすために。
座標
時間とは、ただの百年ではなく、人類の万年の文明が刻んだ尺度。
空間とは、一つの場所ではなく、この広大な宇宙の中の一つの座標。